2018年9月28日金曜日

上町台地をぶ~らぶら

今回のガイド役は、駅からウォーキング(関西)という案内本。文字通り、駅を出発点にして歩けるコースが盛り沢山。上町台地をテーマにぶらぶらしてみた。

谷町4丁目が出発点で、まずはアイコスを一服。
市内は喫煙場所が限られているので、こういう場所があるとありがたい。


大阪城方向に向かって緩やかな坂道を歩く。家庭裁判所の前を過ぎると大阪歴史博物館が見えてくる。



法円坂の交差点を渡ると、史跡「難波宮」跡だ。
2時期の宮殿遺構があり、前期難波宮、後期難波宮と呼び分けている。前期難波宮の遺構は、朱鳥元年(686)に焼失した天武天皇の難波宮にあたり、その創建は「大化改新」ののち、孝徳天皇により造営された難波長柄豊碕宮と考えられていて、後期難波宮は聖武天皇によって再建された難波宮とある。



大阪市内でこれだけの土地が史跡として確保されているのは驚きだ。



難波宮から、大阪歴史博物館、NHKのビルを望む。



ここから東へ向かうと、カトリック玉造教会が見えてくる。


高山右近の像。


さらに東へ進み、玉造稲荷神社へ。
元々は大阪城の鎮守神として祀られていたお社で、境内には豊臣秀頼の像があるらしい。
~らしいと言うのは、残念ながら見逃してしまった。



ここからは南下して、三光神社へ出た。
大坂冬の陣の時に真田幸村が陣を築いた場所で、「真田の抜け穴」と呼ばれる横穴があるらしい。また、見逃してしまった。せっかくのガイド本をよく読まずに歩くとこうなる。
とはいえ、落ち着いた佇まいの神社である。



コースはここから高津神社に向かうが、途中真田丸跡を通ることになる。
以前、「ブラタモリ」で検証していたコースと同じでタモリさんが「良い坂だ。」と言った坂道を見つけた。
余談になるが、ブラタモリは面白くて毎回見ている。いずれリタイアしたら、各地を旅したいものだ。


顕彰碑が建てられている。




高津神社は以前にも訪れているので、今回はこのまま上本町に向かい終了とした。コースにある清水坂あたりも行きたいが、後編と言うことで次回に譲ることにする。(いつになるかは???)

2018年9月16日日曜日

再び歩き出す・・・住吉大社近辺をぶらぶら

ようやく気候も落ち着いてきた。
今回は「歩いて楽しむ 大阪」の中から住吉大社に行ってみました。

ここを選んだ理由の一つは、阪堺電車。
こどもの頃には東住吉にある親戚の家に行くのによく乗りました。
当時の路線は地下鉄に代わって廃線となったが、天王寺から浜寺駅前に向かう路線は今も健在。そう、いわゆる「チンチン電車」ですな。



揺られて着いたのが「住吉鳥居前」駅。
まずは住吉公園へ。



公園内には「芭蕉句碑」が。

「升買て分別かはる月見かな」

松尾芭蕉が元禄7年(1694)、住吉大社の「宝の市」に参詣した折に詠んだ句である。


公園をぶらぶら突き抜けると、「高灯籠」。
昔はこの辺りまで海が入り込んでおり、白砂青松の海岸が続いていたそうだ。
(従って、この辺りは海抜が低い)
高灯籠は最上部に菜種油の灯をともし、大阪湾を航行する船の目印として灯台の役割を果たしてきました。内部は入館無料の資料館になっている。



内部公開は日曜日のみとのことで、今日は運よく入ることが出来た。中は昔の写真などが並んでいるだけですが、受付に二人のおじいさんが。話付きでこの近辺のことなど聞かせてくれました。やはり土地が低いので台風などの大雨でしょっちゅう冠水したそうです。

ここで来た道(住吉公園)を戻って住吉大社に向かう。



有名な太鼓橋。
意外と急なので歩きづらい。
特に降りるのは少々怖かった。




外国人の参拝も目立ちました。
結婚式を挙げた方も。
お参りしたのちに次のポイントへ。

「池田屋本舗」
永禄年間(1558~70)から続く味噌の老舗。
本日は日曜なので、こちらはお休みでした。
老舗らしい建物なので撮ってみました。



ここからは少し歩きたかったので、寄り道せずに帝塚山の「万代池公園」に向かう。
一時の暑さからするとマシとはいえ、30度は越えていそうで暑い!
この道は「熊野街道」らしく石碑も立っている。



ようやく「万代池公園」へ。
池の周りを散策する。



雰囲気の良い公園で、「こういうところに住むのも良いな」とつぶやきながら一周して帰路につくことにした。

帰りも阪堺電車、行きと違って満員である。
観光客なのか、日常使いの方々なのか!?

今回は久しぶりなので、約5kmの「ほど良い」ウォーキングであった。

最後に先日の台風21号の爪痕が、ここかしこに見られたので報告しておきたい。

***住吉公園内の倒木


 ***万代公園内の巨木が根っこから倒されている。


これ以外にもあちこちで木の枝が折れていた。
被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。


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