最近、漠然と古代の道に興味が湧いてきた。かつて人々が往来したであろう「道」。今ではそのほとんどが舗装され国道に姿を変えているが、当時に想いを馳せながら歩いてみるのも悪くはない。
壮大(?)な計画を立ててみた。東大阪住まいであるが出発点を堺に決めて、まずは「竹内街道」を東に向かう。「竹内街道」は堺から東へ、二上山の南麓・竹内峠を越えて、奈良県葛城市の長尾神社付近に至る日本最古の街道と言われている。そこから「横大路」(奈良盆地を東西に貫く古代の道)を経て桜井まで。今度は山の辺の道を北上して奈良市内へ。ここまでは決定として・・・。
この後は京都に向かうか、そのまま西方向に歩いて生駒山の暗峠を越えて地元に戻るか、時間は有るので、後々に決定することにしよう。奈良市内に行きつくまでには、何度も出かける必要がありそうだ。
前置きが長くなったが、南海本線の堺駅に向かう。が、その前に。
近鉄の駅で見つけた、新型名阪特急「ひのとり」。3月14日にデビューするそうだが、行き先表示には「TEST RUN」の文字が。
竹内街道の起点は堺駅の東側であるが、せっかくなので駅周辺をぶらり。海のほうに向かう。前から見たかった、堺旧燈台。
埋め立てが進み役割を終えた高さ11.3mの六角錘形の灯台。現存する日本最古の木造洋式灯台として国指定史跡になっている。手前に釣り人が二人いた。大阪湾の入り込んだ場所であるが、海を見ると意外と透き通っている。
2階の堺刃物を見学して会館を後にする。この頃から雨が本格的になってきた。雨は覚悟していたので傘を持参しているが、傘と携帯とMAPでは歩きにくい。
ここまで話が長くなったが、ようやく、ようやく出発点に。
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