今回は酒どころとしても有名な京都伏見でぶらり・・・であるが、
大阪市内では、26日(土)と27日(日)で「OPEN HOUSE OSAKA 2019」生きた建築ミュージアムフェスティバルもやっているので、伏見を午前で切上げ、そのまま淀屋橋周辺を歩くことに。
まずは伏見!
自宅(東大阪)からだと約1時間。近鉄西大寺駅で京都線に乗り換え、桃山御陵前駅に降り立ったのは10時、早速地図を貰って歩き出す。
京阪本線伏見桃山駅の踏切を超えると大手筋商店街。伏見へ「おこしやす」の垂れ幕が迎えてくれる。
商店街を通り抜け左に曲がると「竜馬通り」、川に行きついて右に曲がると寺田屋がある。坂本龍馬の京都における定宿だ。江戸時代から続く旅館ではあるが、鳥羽・伏見の戦いで焼けたあと、隣接する場所に当時のようすを再現して再建されたもの。今は史跡になっている。
寺田屋の前の川、十石舟で遊覧が出来る。時間はおよそ50分間。月桂冠大倉記念館裏の乗船場を出発し、三栖閘門(みすこうもん)で下船。博物館や閘門を見学したのちに再び乗船し、元の乗船場まで戻ってくる。いつか時間のある時に乗船したい。
酒蔵を後にして向かったのは御香宮神社。貞観4年(862年)に社殿を収蔵した記録が残る。伝承ではあるが、境内から良い香りの水が湧出しその水を飲むと病が治ったとか。そのため時の清和天皇から「御香宮」に名を賜った!?境内にある御香水は名水百選に選定されているので、この説を取りたいところだが、実際は鎌倉初期に筑紫の香椎宮をこの地に勧請したという説のほうが有力だそうな。
このあと観月橋を渡り、近鉄向島駅に向かうのが本日のルートであるが、あまり見どころもないようだ。観月橋を往復して帰路、いや淀屋橋に向かうことにした。
観月橋とは風情のある名前だが、どうと言うことのない橋であった。それとも文字通り月を見る場所としては良いのだろうか?調べてみると、豊臣秀吉が現在の指月山月橋院で催したと言われる月見の宴が名称の由来とある。現在の橋は、1階部分は観月橋北詰交差点で京都外環状線(京都府道7号京都宇治線)に接続する歩道が設置された側道となっており、2階部分は国道24号で外環状線や京阪宇治線をオーバーパスしている。
このあと観月橋の下流にある近鉄京都線の澱川橋梁を見て引き返すことに。澱川橋梁は比較的水量の多い河川を1径間で渡る長大な複線下路式トラス橋であり、日本に存在する単純トラス橋としては最大の支間長を備える。
観月橋を戻ると京阪宇治線の観月橋駅。ここから淀屋橋に向かう。
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