2019年1月26日土曜日

「新春天王寺七坂ぶらり歩きと五社寺巡り」(駅長お薦めフリーハイキング/近鉄)

1月25日(金)

あみま倶楽部、2年目。昨年はウォーキングを本格的に初めて初年度で、あちらこちらの催しを食い散らかした感もあり、あみま倶楽部の参加率は低かった。フル参戦はリタイア後になるだろうが、それまでも倶楽部は継続しておこう。

今回は前から行きたかった天王寺七坂なので、何はともあれ参加してみた。出発点は大阪上本町駅。通い馴れた駅である。


駅でmapを頂き、あみま倶楽部会員証にスタンプを押して貰い、いざ出発。金曜日は平日だけにリタイヤしたと思しき人が多い。私が一番若いかも。ともあれ、高津宮神社に参る。




仁徳天皇を祭る神社であるが、境内に商売・芸能の神、高倉稲荷を祀ることから芸能関係者の尊崇を集める。5代目、桂文枝の碑があった。


次の生圀魂神社に向かう途中の通りは、松屋町筋。「まつやまち」と書いて、「まっちゃまち」と読む。画像は南向きだが、北へ向かえば有名な(?)松屋町商店街があり、人形・おもちゃ・ゲーム・紙製品などが安い。


生國魂神社、入り口の鳥居。これは「いくたま神社」、通称「いくたまさん」。江戸期には上方文化の発信地として賑わったそうな。興味のある方は調べてみ。


やはりこの辺り坂道が多い。



生國魂神社から、愛染堂(勝鬘院)へ向かうが、まず下るのが源聖寺坂。




松屋町筋に出てから南に歩くが、途中に新選組「大坂旅宿跡」。


今度は上りで、「口縄坂」。いずれも結構な勾配である。上町台地は面白い!



愛染堂(勝鬘院)。


愛染明王を祀る金堂。徳川秀忠が再建。


奥にある多宝塔は慶長2年(1597)豊臣秀吉の再建で、市内唯一の桃山期の遺構となる。


ここから四天王寺迄4つの坂を上り下りする。こんな市内に住んでいる人が息を切らして上り下りしているのが不思議であり、且つ興味深い。私の住む東大阪の瓢箪山と言うところは生駒山の裾野にあたるので起伏があっても当然なのだが。
愛染坂↓



清水坂↑


上から見下ろした感じは、



お次は天神坂。



ここを降りきると「安居神社」。この神社の境内は、真田幸村の戦死の場所で、本殿わきに「真田幸村戦死跡之碑」が。


最後の坂、逢坂を上り四天王寺に向かうが、途中の一心寺さんに立ち寄ってみた。祖母が亡くなったとき、ここに弔ってもらった記憶がある。今は**家の墓と言うことで阪奈道路の途中の墓地に墓がある。


最後に四天王寺。聖徳太子が建立した日本仏法最初の官寺。平日なので参詣者は少なめかな。



樹木が五重塔より高くならないのが、四天王寺の七不思議の一つとされている。


境内から五重塔とあべのハルカスのツーショットが撮れた。


東門から出て出発点の上本町へ戻るのだが、伊勢神宮遥拝石と言うのが。
四天王寺四霊石の一つでこの石から東大門方向にある伊勢神宮を遥拝したそうです。



今日は天気も良く、穏やかな冬の一日であった。距離的にも約6㎞のほど良いコース。
さて次は、どこへ行こう。

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