2021年11月1日(月)晴れ
今宮戎神社。
十日戎が有名で、コロナ前には3日間に約百万人の参詣があったという。
商売繁盛の神様。
豊臣秀吉が大阪城を中心にして城下町を整備し、江戸期に至って大阪は商業の町としてより一層の繁栄を遂げる。大阪は商人の街なのだ。
今宮戎神社も大阪の商業を護る神様として篤く崇敬されている。
季節が外れて、平日となるとこんな感じ。
商売をしていなくても、不思議と大阪人は関係なく商売繁盛を唱える。
それまでに気になるスポットがあったのでチェック、チェック。
通天閣と新世界。コロナによる照明の赤色が、最近は緑色に変わったとか。夜景で見るときれいだろうね。
この辺は、見るべきところが多い。
安居神社。
大坂夏の陣の時、ここで真田信繁が討死したと言われている。
安居と言うのは、菅原道真が大宰府に流されるときに、風待ちのために休息(安井)をとったためにその名がついたという伝承がある。そういえば、京街道の途中に立ち寄った、佐太天神宮にも同様の伝承があった。
一心寺さん。
宗旨に関係なく参詣や1万円からの費用で納骨を受け入れる寺で有名。祖母も納めさせてもらったことがある。ただ、納骨件数の急増で対応しきれなくなったという記事が今年の1月に出ていた。
もともと遺骨を集めて骨仏を作って供養されているのだが、昨今の改葬や墓じまいなどで供給過多になってしまっているのだそうだ。
さて、いよいよ四天王寺。
石鳥居(いしのとりい)は重要文化財になっている。
極楽門。推古元年創建とあるから、西暦593年。気の遠くなるような昔。
最後は布袋さん。
これで七福神巡りは完了。
せっかくの四天王寺、少し歩いてみたら印象的な風景に出会った。
思わず見とれていた。
少し、紅葉も始まっているのかな。
無縁仏の最上段に置かれている。
最後は、西門からでて帰途に。
今年は聖徳太子がご薨去されてから1400回忌ということで法要が執り行われている。
結局、2回に分けて大阪七福神巡りを完歩した。
本来なら1回で十分済む距離なのに。
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