無性に山に登ってみたくなった。となれば、身近にあるのは生駒山。
以前、ケーブルカーに乗って山頂まで行った事をUPしたが、自分の足で登ってみたくなったと言う訳だ。
生駒山頂まで登るルートはいくつかあって、「くさかコース」「宮川谷コース」「辻子谷コース」「摂河泉展望コース」「神津嶽コース」「客坊谷コース」「なるかわ谷コース」、これらは大阪から登るコースで、奈良県側からもあるようだ。生駒山、642m。いわゆる登山家にとっては初心者コースのようであるが、なにせ久しぶりの山登り。中学生の時に登って以来の登山である。登山やで!
で、今回は、石切を起点の「辻子谷コース」で山頂まで登り、帰りは生駒縦走コースから「神津嶽コース」、「らくらく登山道」を経て「なるかわ谷コース」で家まで戻るルートを取ってみた。実は、上りで約1時間、下りもそれくらいと踏んでいたのが間違いのもと。結局、4時間半も掛かってしまった。
まずは石切駅から・・・。前回は4月に来たので、この道は桜が満開であった。
お参りを済ませて、舗装された山道を登っていくと、やがて辻子谷水車郷に。このあたり昔は水車が多かったそうだ。記録によると、昭和18年頃には生駒西麓一体では117輌の水車があったとか。当時は工業用の電力として使われていたが、電力普及とともに減少の憂き目にあったものの、辻子谷では芳香成分を含む薬種加工が主であったため、他の谷より永く水車が残され1975年(昭和50年)頃まで細々と使われていたとある。
やがて、興法寺へ。この辺りで、標高400メートル。役行者の開基で、修験道場として行基・空海も修行したらしい。
ここで、山ガールならぬ山ミセスっぽい女性の二人連れと出会う。さすがに疲れて一休みしているとのこと。お先に失礼する。
ちょうどお昼であるが、何も持ってこなかったので、ポテトチップを買って腹の足しに。う~ん、気持ち良い!
・・・がしかし、上った限りは降りなければならない。距離的には上りより下りのほうが長いのだ。ひたすら降りる。ぬかた園地を抜けて、なるかわ園地を目指す。
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