2019年11月15日金曜日

街歩きならぬ・・・生駒山登山!!

2019年11月15日(金) 快晴

無性に山に登ってみたくなった。となれば、身近にあるのは生駒山。
以前、ケーブルカーに乗って山頂まで行った事をUPしたが、自分の足で登ってみたくなったと言う訳だ。

生駒山頂まで登るルートはいくつかあって、「くさかコース」「宮川谷コース」「辻子谷コース」「摂河泉展望コース」「神津嶽コース」「客坊谷コース」「なるかわ谷コース」、これらは大阪から登るコースで、奈良県側からもあるようだ。生駒山、642m。いわゆる登山家にとっては初心者コースのようであるが、なにせ久しぶりの山登り。中学生の時に登って以来の登山である。登山やで!

で、今回は、石切を起点の「辻子谷コース」で山頂まで登り、帰りは生駒縦走コースから「神津嶽コース」、「らくらく登山道」を経て「なるかわ谷コース」で家まで戻るルートを取ってみた。実は、上りで約1時間、下りもそれくらいと踏んでいたのが間違いのもと。結局、4時間半も掛かってしまった。

まずは石切駅から・・・。前回は4月に来たので、この道は桜が満開であった。


石切神社上之宮。



お参りを済ませて、舗装された山道を登っていくと、やがて辻子谷水車郷に。このあたり昔は水車が多かったそうだ。記録によると、昭和18年頃には生駒西麓一体では117輌の水車があったとか。当時は工業用の電力として使われていたが、電力普及とともに減少の憂き目にあったものの、辻子谷では芳香成分を含む薬種加工が主であったため、他の谷より永く水車が残され1975年(昭和50年)頃まで細々と使われていたとある。



今はモニュメントとして保存されている。


この辺りから山登りらしく山道に入っていく。漢方薬の工場があるため、何とも言えない匂いが漂っている。
・・・で、とにかく登る!




そして、・・・登る。


やがて、興法寺へ。この辺りで、標高400メートル。役行者の開基で、修験道場として行基・空海も修行したらしい。




ここで、山ガールならぬ山ミセスっぽい女性の二人連れと出会う。さすがに疲れて一休みしているとのこと。お先に失礼する。



あと少し!・・・と思ったら、まだ1.2㎞あるようだ。山をなめてはいけない。相当、足にきてる。ぬかた園地を抜けて、信貴生駒スカイラインの下をくぐると、あと少し。



あと少し・・・。


やったー!生駒山上だ。
放送局の鉄塔が立ち並んでいる。


ちょうどお昼であるが、何も持ってこなかったので、ポテトチップを買って腹の足しに。う~ん、気持ち良い!
・・・がしかし、上った限りは降りなければならない。距離的には上りより下りのほうが長いのだ。ひたすら降りる。ぬかた園地を抜けて、なるかわ園地を目指す。




で、ようやくなるかわ園地休憩所でひとやすみ。


このあと神津嶽コースを途中まで降り、らくらく登山道に入る。前回初めて山歩きをしたしたコースだ。下りは早いものの、膝にはキツイ。らくらくを降りきったところが、らくらくセンターハウス。



もうここまで来たら、我が家のテリトリーに入る。
しかし、きつかった!街歩きとは違って、すれ違う人の数が違う。とにかく山だった。

途中家族連れに出会ったときに、子供さんにチョコレートを恵んでもらった。このシチュエイションで食べるチョコは、いかにも美味しい。また山歩きがしたくなった。・・・あまり高くない山に。

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