大和八木駅に着くまでに見つけた石灯籠。弘化4年とあったので、天保のあと、1848年にあたる。江戸時代の作と言うことか。
ウォーキングをしていると昼食が悩みの種となる。コンビニで買っておくと食べる場所に苦労する時があるし、食事処を当てにしていると、そんなときに限って巡り合わない。今回は少し我慢して、大和八木駅で食べることに。
街道に戻って、太神宮灯篭を探す。
あった、あった!
この灯篭は、ここから東に200mのところにある「接待場」として伝承されている場所にあったのを移築したらしい。
藤原宮もこの近くのようだ。
やがて左に見えてくるは「耳成山」。
山の標高は約139メートル。天香久山、畝傍山とならんで大和三山の一つをなし、最も北に位置する。
山口神社の鳥居。
本来は耳成山に鎮座していた神様だったのが、耳成山の祭祀に関して、耳成山西麓の木原町との間に争いが起こり、木原町の勝訴で決着してしまう。そこで、敗訴した山之坊町の宮司が神霊をこの場所に遷したそうな。
ようやく「桜井西之宮三輪神社」
神社の南西の角が中ツ道との交差点。
こちらが、中ツ道。
で、こちらが横大路。(東方向)
途中のJR香久山駅は無人駅だった。駅前には橿原観光案内図が。
「庚申塔」(中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと)を見つけた。
さて、あと少しで近鉄桜井駅。
横大路も完歩したので、次は山の辺の道を北に向かって天理から奈良まで行くことになる。このところ新型コロナの影響で市内は歩きにくいが、郊外なら気分転換にもなるので街歩きならぬ街道歩き、みなさんにお勧めしたい。
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