2021年6月17日木曜日

歴史の町をぶらりあるき・・・ぶらりウォーク(大阪メトロ)③

 2021年6月11日(金)晴れ時々曇り

東淡路商店街の右手に見えたのは、阪急淡路駅。高層化している。

HPで調べてみると、淡路駅周辺の連続立体交差工事、淡路駅・崇禅寺駅・柴島駅・下新庄駅の4駅、高架区間は約7.1kmと広範囲に及ぶ大工事で、2008年に着工したとあった。

この淡路駅はホームが2層構造になり、上層階ホームは大阪方面(下り線 大阪梅田、天神橋筋六丁目方面)行き、下層階ホームが京都方面(上り線 京都河原町、北千里方面)行きに分かれるため便利になるそうだが、まだ完成は先のようだ。



しばらく歩くと、崇禅寺に。曹洞宗の寺院。



寺伝では天平年間(729年 - 749年)に行基により創建されたとある。

墓地には、足利義教公の首塚と徳叟亨隣大和尚の墓があり、またその墓と並んで細川ガラシヤ夫人の墓がある。


細川ガラシャ(明智光秀の三女で細川忠興の正室)が自害した後、宣教師オルガンチノが焼失した細川屋敷より遺骨らしき物を掘り起こし、細川家菩提寺である崇禅寺に納めたとされる。



足利義教公の首塚。


寺を曹洞宗に改めたという徳叟亨隣大和尚の墓。


寺の周りを歩くと、こちらは西門。


摂津(せっつ)県・豊崎(とよさき)県、県庁所在地跡。こんな県があった?



調べてみると、まず明治2年正月に大阪府の一部をさいて摂津県がおかれ、庁舎所在地には崇禅寺馬場の地が選ばれたが、庁舎建築はされなかったようだ。この3か月後、摂津県は豊崎県と改称、さらに数か月後には兵庫県に合併されたとある。

崇禅寺を出て西に向かうと、中島惣社。




複数の神社を合祀してある。
合祀と言うのは、もともとは日本の古い宗教である神道の言葉で、ある特定の神社に複数の神様を立て祀ることを指す言葉。


中島惣社を後にして振り返ると、鳥居が複数あった。



本日はこの後西中島南方駅がゴールとなるが、その途中にキリンさん。


マンションのオーナーがキリン好き?!

ここのところ大阪メトロの「ぶらりウォーク」2017年分を歩いている。その年に実施されたのは次の通り。

第1回 新緑とつつじ咲く大和川をぶらりあるき
第2回 初夏の水都大阪"なにわの渡しめぐり" ウォーク
第3回 河底トンネルと道頓堀
第4回 歴史の町をぶらりあるき
第5回 (台風のため中止しました。)
第6回 堺の町並みと古墳群をめぐる
第7回 大阪市中央公会堂開館100周年記念 都心のオアシス中之島をめぐる
第8回 大川・城北運河を経て花博スプリングフェスタ
特別編 笑いの都 大阪の街を訪ねて「吉本せい」ゆかりの地をめぐる

これで、第2,3,4回を歩いたことになる。ついでなので、他の回も歩いてみるか!

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