2021年12月1日水曜日

八尾史跡巡りコース・・・久しぶりのてくてくマップ②

2021年11月19日(金)晴れ

世界かんがい施設遺産というのがある。

1705年に大和川の付け替えに伴って「西用水井路(現在の長瀬川)」と「東用水井路(現在の玉串川)」の二つの水路(「大和川分水築留掛かり」)の供用が開始された。これが、世界かんがい施設遺産に登録されたと書かれている。


水路までは行かなかったけれど、このあたり公園として綺麗に整備されているので、一休み。


少し歩くと、安中新田会所跡(旧植田家住宅)



渋川神社。


てくてくマップには「古い民家」が目印となっている。
古民家と思ったけど、フツーに古い家???


大門地蔵。



植松地蔵。
いずれも目印になっているので、コースは合ってそうだ。


簷葡舎(えんほしゃ)跡。
何の跡かと思ったら、幕末の八尾を代表する私塾(しじゅく)の跡だったようだ。


目印の常夜灯。
これ、うまく撮っているが、実は常夜灯の真ん前に看板が立ててある。なんとも無粋と言うか、考えて建てりゃいいのに。



大聖勝軍寺。
聖徳太子が物部守屋との戦いに勝った後に建てたのが起源とされている。




聖徳太子ゆかりの寺院が三つあって河内三太子と呼ばれているが、これで三つともに参ったことになる。

今回が、「大聖勝軍寺(たいせいしょうぐんじ)」。
高野山真言宗の寺院。


聖徳太子が排仏派の物部守屋との戦いで「いまもし我をして敵に勝たしめば、かならずまさに護世四天王の、おんために寺塔を建つべし」(日本書紀)と祈願して戦勝したことからこの太子堂も建立されたとある。



毘沙門堂。


本堂。


平和塔。


東門から振り返ると、


見るべきものが多い。
誰も居ない大聖勝軍寺を後にして、前から行きたかった八尾空港に向かう。

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