2021年10月4日月曜日

京街道を歩く・・・(守口から枚方まで)②

 2021年10月1日(金) 薄曇り

淀川の左岸を京都に向かって歩いている。

何かポイントがあればご紹介したいのだが、しばらくは川原の土手の上を歩くだけなので・・・。


右側に見えるは国道1号線寝屋川バイパス。


風に飛ばされそうになりながら、黄色い蝶々がけなげに飛び回っていた。
わかるかな?


佐太の渡しがあったと思われる場所???


国道まで降りてみると、「淀川筋佐太渡船場」と書かれた石碑があった。やはり、このあたりか・・・。


この近くに、佐太天神宮があるので寄ってみた。
神社の所在地は菅原道真公の領地であり、太宰府左遷に際してしばらく舟をつないで滞在した場所とされている。無実の証明が為されることを期待して、都からの沙汰を待っていたためとされており、この「沙汰」が転訛して地名が佐太になったというダジャレのような話。

佐太天神宮




境内は深い緑に覆われており、大阪府の「大阪みどりの百選」に選ばれている。
と言うのを、後で知った。本日、二つ目の緑の百選。
本殿から境内にわたって梅が植栽されており、初春の名所。
と言うのも、後で知った。
予習が足りないようだ・・・。



佐太天神宮の入口にあった表示。
「間(あいだ)の宿」は「間宿(あいのしゅく)」ともいうが、江戸時代宿場と宿場との間にあって、旅人を休息させた村のこと。
ここは枚方宿と守口宿の間にあったので「 間の宿・佐太」です。


淀川に戻るが、土手の高低差はこんなにある。


とにかく風が強い!


風を避けるために土手から河原に降りてみたり、


再び土手の上を歩いてみたり、


昔の人も京都を目指して、歩いたんだろうね。

ススキの穂が強風に煽られながらも、けなげに踏ん張っていた。



ようやく見えてきた橋は、淀川新橋。



今回のウォーキングは、絵的には川と橋が中心となるので見ている方は面白くないかも。歩いている私も、意外に疲れが早くやってきた。強風のせいもあるが、立ち止まるポイントが少ないので変化に乏しい。

考えてみれば、京都へ上るのに大阪から(経路にもよるが)40km強。今回の高麗橋から石清水八幡宮までで30㎞少し。

江戸時代の旅人(男性)であれば、少なくとも石清水八幡宮までは一日で行く距離になる。そう考えると、立ち止まるポイントなどと言ってられないかもね。

私の場合は10㎞前後がウォーキングの目標なので、今回は枚方公園駅まで、あと少し、頑張れ~!

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